一陽来福。Soil,Soul,Societyな日々。

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自然には真理が落ちている

自然をみつめたら、いつだっていろんな真理が落ちていて、たくさんのことに気づかされて帰ってきます。

いつだったか、友人と山へ出かけたとき、道を血相をかえて引き返してくるご夫婦に出会いました。
どうされました?と尋ねると、そこで熊に出会ったので、今日はもう帰るのだ。ということでした。
その年は山のたべものが不作で、山の動物達も難儀なことだろうと話題になった年でした。
私たちは、とりあえず隣の山へ。このままお腹を空かしてクマ達は眠れるのだろうかと、友人と心配しながら山に入りました。

途中、山の高いところから大きな動物の気配を感じ、背中の毛まで逆立つほどの緊張感を受けました。どうやら向こうには見つかってしまったようで、嫌なものに向ける緊迫感を受けました。その方向は、陽のあたった暖かそうな尾根道があるようで、私がクマならあんな道を通るだろうな。
姿は見えないけれどクマだという変な確信があって、クマがお腹を空かせていることも、私達が嫌われてしまうのも、人間が悪いのですが、やはり怖いので犬の鳴きマネをしたり、理趣経(人が怖がるといけないので、ひろしゃだふ~、ぜんざ~いといった食べ物のような節をうたいました。ていうか、そこしか覚えてなかった^^;)をよみ、アピールするように山道を行きました。
なるほど、人里のほうまで木々にクマの爪跡はつづいていて、柿の枝をへし折った後もありました。

地球上の命はみんな仲間のはずなのに、人間ばかり貪って、地球も仲間達も追い詰めてしまいました。他者を追い詰めることは、自分達を追い詰めることで、これから育っていく命にも重大なことなのに。。。
私もこれから、少しづつでも責任を取っていこうと思っています。

自然の姿は美しく、こんな愚かな人間にも、いつでも恵みをあたえてくれます。私も自然の真似をして、私のもってる力はすべてでも差し出したいです(ささやかですが)。



そうでした。クマはむやみに人を襲ったりしません。
私は田舎者なので、クマが露天風呂に入りに来てた(なので9時以降の人間の入浴は避けよう)とか、ビールを飲みに来てた(上手に抱えてフタを取るそうです)とか耳にしていました。
もちろん襲われた話も聞きましたが、偶然出くわしてしまってということです。クマの方は、かなり気を付けてくれてるものと思われるので、うっかり出くわしてしまった時や、間合いを取れないほど切羽詰まった時なのでしょう。そんな時のパニックな様子を、思えば思うほど申し訳なく思いました。

友人と山の道々話してました。クマに襲われたらどうする?
急所は鼻の上(眉間?)と、口の中と胸のあたりだそうです。
とりあえず、後ずさりして、話かけながらお菓子を投げたりしよう。
それでも間合いが取れず立ち上がってきたら、以前巴投げをして助かった男性と、眉間や、吠えた口の中にパンチして助かった話を聞いたことがありますが、私達にはとても無理そうなので、もう死角の懐に飛び込んでみようと言う事になりました。
でもホントにそんな状況に出くわしてしまったら、どうせ片手パンチで即死ですし。勇気を出して懐へ飛び込んでみようと思っています。
アホな会話です^^;

実はある素敵で、いつも良くしていただいている方から『クマともりとひと』という冊子をいただきました。クマが滅びることは、そのまま人間が滅びるということ。
子供達の活動に泣けました。「これクマだけの問題と違う。僕らの問題でもあるんや。」「大人って、ほんまはぼくら子供に愛情なんかないんと違うかな。自然も資源もみんな、自分たちの代で使い果たして、ぼくらに何も置いとこうとしてくれへんな」
大人は何をやっているのでしょう。恥ずかしくなりました。
都会に住まう友人によると、都会に住まう動物たちなど奇形の姿が目立つそうです。生き物が住めなくなる時が、もうそこまでやってきています。

日本熊森林協会http://homepage2.nifty.com/kumamori/
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by art_of_living_i | 2007-07-01 18:01 | 心の旅